2017年3月14日

「尼崎の会」が12回総会を開催

引き続き、国・加害企業の責任の明確化と被害者救済に全力

いわゆる「クボタショック」から12年目を迎え、深刻なアスベスト被害が今なお続いている中、「アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会」(船越正信会長)は3月11日、尼崎市立小田公民館で第12回総会を開催、78人が参加しました。
開会に先立ち、冒頭に、6年前の東日本大震災、福島原発事故でたくさんの命が奪われ、尼崎ではクボタによるアスベスト飛散で500人以上の命が奪われており、犠牲者の冥福を祈って全員で黙祷しました。
総会では、日本共産党の堀内照文衆議院議員が45分間にわたって講演。森友学園への国有地払い下げをめぐる疑惑、南スーダンからの自衛隊撤退、アベノミクスの失敗などの重要課題にふれ、国会で取り上げたアスベスト被害者救済の活動などを報告しました。
船越正信会長は「アスベストによる肺がんは中皮腫の2倍と考えられているが、肺がん被害者の救済が非常に困難。労災型の裁判を通じて、司法の在り方が問われている。危険性が指摘されたにも関わらず、アスベストの輸入規制を怠り、使用を続けさせた国の責任は明らかだ。被害者がいる限り救済の活動を継続し、国・加害企業の責任追及も続ける」と開会あいさつしました。
粕川實則事務局長が昨年3月から今年2月までの活動のまとめと今後1年間の活動方針を提案、「クボタショックの同じ年にJR福知山線事故が起きた。いずれも人間の命よりも経済優先の政治が続けられてきた結果だ。アスベスト被害の風化を許さず、被害者とその家族に寄り添いながら解決を図りつつ、深刻な被害実態を全国に発信するとともに、各地で学習会を開催しよう」と呼びかけ、全員一致で確認しました。また、決算・予算、新年度の役員(全員が再任)も確認しました。

総会に寄せられたメッセージ
〇働くもののいのちと健康を守る全国センター 〇兵庫県保険医協会 〇日本共産党衆議院議員・赤嶺政賢様 〇日本共産党参議院議員・武田良介様

以上