2013年1月29日

「尼崎の会」第8回総会に100人

深刻な被害が継続!

控訴審、労災地裁判決の勝利に全力を

アスベスト被害からいのちと健康を守る尼崎の会(船越正信会長)は、1月26日、尼崎市立労働福祉会館小ホールで第8回総会を開催し、約100人が参加しました。

総会では、八木和也弁護団事務局長が「尼崎アスベスト訴訟 到達点と控訴審の課題」と題して講演。全国各地で闘われているアスベスト裁判の判決について触れ、「クボタが広範に飛散していた事実を認めさせ、知見を立証し、公害に対する規制の国の責任を明確にするのが控訴審の課題」と報告しました。

主催者を代表して船越正信会長(尼崎医療生協理事長)が「8月7日の神戸地裁判決は全国で初めて公害としてのアスベスト被害を認めさせることができた。述べ2,500人を超える傍聴支援と、7万の署名が大きな力となった。控訴審に向けて、10万署名をスタートさせた。労災型の判決も年内にあり、大きく運動を発展させよう」とあいさつしました。

来賓として、田中康夫・新党日本代表、関西建設アスベスト大阪訴訟原告団の北山博士団長、日本共産党尼崎市議団代表が連帯の挨拶。稲村和美尼崎市長、兵庫県保険医協会、山下よしき参議院議員などからのメッセージが紹介されました。

公正・公平な判決を求める署名、10万を目標に

(4月末に一次締め切り)

この間のまとめと運動方針について、粕川實則事務局長が提案。「昨年1年間で3人のアスベスト被害者の相談に対応してきた。クボタは『勤務歴がある』として3人とも救済金の支給を拒否した。クボタは旧神崎工場周辺被害者241人に救済金を支払ったことを公表しているが、この人数は氷山の一角にすぎない」と周辺被害の深刻さを指摘。8.7神戸地裁判決後に、クボタ本社への要請行動、衆議院第一議員会館での国会内報告集会、緊急相談会の開催、尼崎市議会、尼崎市長への判決報告と懇談会を重ねてきたことなどを報告しました。9月14日には尼崎、泉南、大阪建設、京都建設の「アスベスト訴訟の全面勝利をめざす関西大集会」を成功させたことに確信を持ち、3月15日からはじまる控訴審勝利に向け10万人署名を成功させようと訴えました。

役員体制は、基本的に現行通りの役員を提案、方針案とともに全会一致で確認されました。

昨年は「公平・公正な判決を求める」署名の取り組み、判決前大集会や判決後の各種集会等で出費がかさみ、財政的に厳しい状況であることを報告し、個人会員の拡大やカンパを訴えました。総会当日に寄せられたカンパは、44,000円になりました。

以上