2014年6月30日

クボタショックから9年  増え続ける中皮腫・肺がんの被害

2005年6月の、いわゆる「クボタショック」から9年を迎えます。

尼崎市民の中で「中皮腫」(アスベスト以外に原因が考えられない悪性腫瘍の一種)による死亡者が2004年から毎年20人以上にのぼり、2011年には43人、2012年に31人と、全国の都市で最大の被害を数えます。この中皮腫による死亡者数は、尼崎市で亡くなったのみの数で、定年後に故郷に帰って発症して亡くなられた人はカウントされていません。アスベストによる肺がん死亡者数は中皮腫の2倍とされていることからすれば、被害の深刻さは明らかです。

クボタは、旧神崎工場で1954年から1995年までの42年間、中皮腫を引き起こす危険性が白石綿の500倍といわれる青石綿を含むアスベストを23万8千トン使用してきました。中皮腫や肺がん等のアスベストによる健康被害は、アスベストを吸い込んで20年から50年が経過して発症するとされています。今、1980年代に小田地域に居住されていた人の相談が増えてきています。

以上